北海道屯田倶楽部

兵村は今...

 

北海道には、37ヶ所の屯田兵村 が設けられました。屯田兵とその家族の手で拓かれたマチでは、1世紀を経た現在でも、先人の労苦と業績をたたえるさまざまな取り組みが行われています。

(旧・兵村の最近の話題や行事などをお知らせください)

 2015年8月2日 子孫らが屯田兵に扮し行進


【湧別】第2回の「屯田七夕まつり」が、上湧別百年記念公園で開かれ、上湧別に入植した屯田兵の子孫らでつくる湧別屯田会(加藤政紀会長)のメンバー15人が、屯田兵の服装で会場内を行進しました。旧・上湧別町時代から伝統の屯田ふるさとまつりは、納涼七夕まつりと統合されて2年目の開催となりましたが、加藤会長は「屯田兵の開拓で始まった郷土の歴史を末永く伝えていきたい」と話していました。 


 2015年7月26日 伝統の山車12基が繰り出す


【永山】29回目となる「永山屯田まつり」が2日間にわたって、旭川市内の永山交流センター前特設会場で開かれました。恒例の「屯山あんどん流し」では、企業や市民グループなどの手で武者絵などが描かれた12基の山車が繰り出し、大勢集まった観衆から喝采を浴びました。      


 2015年7月20日 獅子舞継承し110年


【一已】一已地区に屯田兵が伝えたとされる獅子舞「猩々獅子五段くずし舞」の継承から110年目と、保存会設立50周年を祝う「獅子舞伝承の集い」が、深川市・日の出会館で開かれました。猩々獅子五段くずし舞は、香川県出身の一已屯田兵が明治39(1906)年、大国神社に奉納したのが始まりで、昭和40(1965)年に市の無形文化財に指定されました。一已屯田会の上野実夫会長は「獅子舞は屯田兵の子孫だけでなく地域の人々の心のよりどころとなっています。伝統芸能の保存をこれからも応援していきたい」とあいさつしました。


 2015年7月1日 誓い新たに130年の記念式


【野幌】明治18(1885)年7月1日に138戸が初めて入植した野幌屯田兵村の開村記念式典が、江別市・野幌公会堂で開かれ、出席した子孫21人を含む関係者40人が、祈念碑に献花した後、全員で開村記念の歌を合唱しました。屯田兵3世の木村弘・式典委員長は「クマザサが密生する中、郷土の繁栄に身をささげた先代に感謝し、私たちも野幌の発展のために力を尽くしたい」と誓いを新たにしました。

     

 2015年5月30日 郷土史家が北見四方山話を刊行


【北見】北見市在住の郷土史家・伊藤公平さんが、市の広報誌に37回にわたって連載した記事をまとめた小冊子「ふるさと北見四方山話」を発刊しました。A5判112ページで、地域の出来事を克明に記録した屯田兵・茶木与三さんの日記などを基に、野付牛駅(現・北見駅)の建設の由来など興味深いエピソードを交えて、故郷の変遷を綴っています。頒価700円。


 2015年5月27日 開村記念式で碑前に献花



【江別】明治11(1878)年に始まる江別開拓の礎を築いた屯田兵の功績をたたえる江別屯田兵村開村記念式典が、飛烏山公園の開村記念碑前で行われ、出席した子孫ら約30人が一人ずつ献花し、先人の労苦をしのびました。田村邦雄・式典委員長は「後世に向けて江別をますます発展させていくことを約束します」とあいさつしました。本会の寺元忠孝副会長が出席しました。      


 2015年5月22日 北見出身者が労苦を追体験


【北見】首都圏在住の北見出身者でつくる東京北見会のメンバーらが、今年で10回目の「平成屯田兵ツアー」を開催し、祖先の開拓の苦労を追体験しようと北見市内の農家の畑でタマネギの作付けに汗を流しました。これまでの観光中心のツアーを一新したもので、北見会のほか在京端野会と東京常呂会の会員も含めて計35人が参加しました。一行は、端野町歴史民俗資料館などを見学し、貴重な体験を土産に帰途に就きました。


 2015年5月17日 先人の労苦を讃え発展を誓う


【秩父別、北竜】屯田兵400人が明治28(1895)年から翌年にかけて入植した秩父別の開町記念式典が、開村記念碑前で開かれ、神薮武町長が「地域が一体となって安全安心で活気に満ちたまちづくりに努力します」と誓いの言葉を述べました。また、明治26年(1893)年入植の北竜の開拓記念式では、出席者が開拓記念碑に玉串をささげ、佐野豊町長が「開拓の鍬を下ろしてから123年目を迎え、改めて先人の不屈の開拓精神に対し敬意と感謝を申し上げます」とあいさつしました。

 

 2015年5月10日 中学生も故郷の発展を誓う


【当麻】明治26(1893)年に400戸の屯田兵が入植した当麻町の開町記念式が開かれ、集まった住民ら約120人が先人の労苦をしのび、地域のますますの発展を誓い合いました。当麻中学校の生徒代表の横野史帆さんは「自然あふれる当麻町で暮らせることを幸せに思っています。進学や就職などで町を離れても、常にふるさとを思い出し、貢献していきたいです」と挨拶しました。


 2015年4月30日 中学生も故郷の発展を誓う


【旭川】旭川兵村の公有地の開拓の歴史を伝える特別展「旭川兵村 公有地の開拓」が、旭川市東旭川の旭川兵村記念館で開催されています。明治25(1892)年入植の旭川兵村の屯田兵には、約2千ヘクタールの公有地が与えられ、道路や学校などが造られ、同37(1904)年の屯田兵制度が廃止に伴って公有地は売却されました。特別展では、売却後の産業組合設立の経緯を含めて公有地がたどった歴史をパネルと写真で紹介しています。 


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