三澤毅
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三澤 毅(弘化元=1844.3.18〜明治24=1891.12.30)
三澤毅は旧会津藩出身の琴似屯田兵で、大尉まで昇進し、初代新琴似中隊長(第1大隊第3中隊)、屯田監獄長などを歴任した。戊辰戦争では、会津戦で進撃隊甲長を務めた。
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[編集] 経歴
- 1844年 3月18日 会津藩士で越後の会津領小出島代官(14石2人扶持)を務めた三澤牧右衛門の長男として、会津若松城下に生まれた。
- 1868年 4月初め 幕府歩兵大隊第2大隊第4小隊指図頭(小隊長)
8月 江戸城開城後に大隊解散となり会津に帰国
8月24日 進撃隊結成、組頭として出撃、28日 進撃隊甲長として出撃
9月22日 会津開城を知らずに戦い続ける(10月3日停戦、謹慎後高田領預けとなる)
- 1869年 11月4日 斗南藩3万石を許される
- 1870年 4月 斗南大畑村・大安寺へ移住
- 1871年 11月 青森県授産係拝命
- 1872年 7月 青森県開拓督業方拝命
- 1873年 10月 北条県庶務課勤務
- 1874年 2月 北条県15等出仕拝命(4月依願免)
7月 青森県等外2等雇拝命
- 1875年 3月 青森県等外1等出仕拝命(4月依願免)
5月 屯田兵として琴似村入植、母・妻・姉・弟同行
11月 准陸軍伍長拝命
- 1877年 2 月 軍曹拝命
4月 西南戦争出征(7月曹長拝命、9月札幌凱旋)
10月 少尉試補拝命
- 1880年 少尉拝命
- 1883(明治16)年 中尉拝命、屯田兵本部付きとなる、新琴似・篠路調査
- 1887(明治20)年 大尉拝命 5月第1大隊第3中隊(新琴似)初代中隊長拝命
- 1888(明治21)年 屯田監獄長拝命
- 1891(明治24)年 陸軍屯田歩兵大尉の辞令受ける(6月予備役編入)
12月30日 自宅で死去、享年47歳
[編集] 業績・足跡
[編集] 人物評、エピソード
[編集] 栄典
[編集] 親族
[編集] 著作
- 『諸扣帳』明治22年11月17日〜明治23年12月31日の日記
[編集] 関連資料
[編集] 伝記
[編集] 史跡、博物館
[編集] 外部リンク