北海道屯田倶楽部
屯田兵村の姿:旭川
この地域の多くはうっそうとした原始林で覆われ、兵村に入植した人々は伐採した木々を焼却する作業から始めなければならなかった。次いで熊笹や雑草を刈り取り、それが終わって切り株があちこちに立つ荒れ地を鍬で開拓し、農作物の種を播くという繰り返し。
幸い土地は肥沃であったから作物の生育は良く、また、旭川兵村にない物は永山で買い求めることができたので恵まれた条件であったといえよう。
水田化も早くから行われていたが、人々の多くは離村した。現在、旭川市内になっているが、市街地から若干遠く旭川神社を中心に賑やかな市街地を形成、また、農地も多く残っている。この地の旭川兵村記念館は道内唯一の屯田兵の郷土館として多くの遺品を展示している。
上旭川兵村
下旭川兵村
上旭川兵村
下旭川兵村
1908/12/03
基本データ
入植年 明治25(1892)年
入植地 旭川市東旭川町
出身地 香川、愛媛中心に
12府県
入植戸数 400戸
第1大隊
第2大隊
騎兵・砲兵・工兵隊
第3大隊
第4大隊
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