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札幌市北区新琴似のムラタファーム(村田拓一さん経営)で、新琴似小学校の5年生が総合学習の一つとして「新琴似大根」の種まきをしました。「体験学習を通じて郷土の歴史を学ぶ機会にしたい」と考えた小川似心校長の提案に、屯田兵の土地を引き継いで5代目の村田さんが快く応じて実現したそうです。秋に収穫した大根は、給食の食材として利用する予定です。
新琴似大根は明治23(1890)年、第1大隊第3中隊(新琴似)の3代目中隊長・安東貞一郎が、現金が得やすい産物として、宮重大根(愛知県清洲市春日宮重原産)の種を各世帯に2合配ったことから始まりました。体験学習を見守った新琴似屯田兵三世で新琴似屯田兵中隊本部保存会副会長(北海道屯田倶楽部会長)は「子どものころから身をもって屯田兵の業績と関わることは、屯田兵の啓発活動に直結してその成果は大きい。新琴似には小学校が7校ある。先生方の郷土史に対する関心に今後も期待したい」と話していました。
2016年8月6日土曜日
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