「流れの譜」を編集中
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「流れの譜」は、[[新琴似]]屯田兵三世の[[菅忠淳]]の原作による松竹映画で、1974（昭和49）年に劇場公開された。激動の昭和史を背景に、[[屯田兵]]の血を引く軍人一家三代の生きざまを描いた大河作品で、第1部「動乱」第2部「夜明け」の二部構成となっている。<br> | 「流れの譜」は、[[新琴似]]屯田兵三世の[[菅忠淳]]の原作による松竹映画で、1974（昭和49）年に劇場公開された。激動の昭和史を背景に、[[屯田兵]]の血を引く軍人一家三代の生きざまを描いた大河作品で、第1部「動乱」第2部「夜明け」の二部構成となっている。<br> | ||
| − | 菅忠淳の祖父・菅弥七郎は[[黒田藩]] | + | 菅忠淳の祖父・菅弥七郎は[[黒田藩]]士の流れをくみ、明治20（1887）年、福岡県から屯田兵として新琴似に入植した。兵村で生まれた長男・忠三郎は陸軍士官学校を卒業後、陸軍少尉に任官し、[[日露戦争]]で連隊旗手などを務め、大佐で退役した。映画では、田村高廣が武門の血を色濃く継いだ[[屯田兵]]二世の役をつとめるなど、菅家の系譜がベースとなってストーリーが展開していく。原作は、週刊朝日の公募小説「わが家の三代」の佳作だったことから、一般に公開されていない。<br> |
=== 作品概要 === | === 作品概要 === | ||
