「中山武雄」を編集中
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最新版 | 編集中の文章 | ||
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− | + | == プロフィール == | |
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+ | :中山 武雄(明治21年5月入地 大分県出身 兵屋番号209番) | ||
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== 出典元 == | == 出典元 == | ||
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#屯田兵募集に父が興味を持っていたのを知り応募した | #屯田兵募集に父が興味を持っていたのを知り応募した | ||
− | # | + | #大分県庁で桑と釜を餞別としていただいた |
#小樽の越後屋に一泊し土地の抽選をした | #小樽の越後屋に一泊し土地の抽選をした | ||
#大樹林にうんざりしながらも自分を叱咤した | #大樹林にうんざりしながらも自分を叱咤した | ||
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#入地の当初ほとんど一週間と言うもの、陽の目を見ない小雨続きで気をくさらすさえあるのに、かてて加えて思ったよりひどい樹林地帯の四周を見ては実は心中密かにウンザリしてしまったものだ。しかし翻って自分達の使命を考える時、そんな意気地のないことでどうなるものかと、気を励まして懸命に開拓にいそしんだ。<br> | #入地の当初ほとんど一週間と言うもの、陽の目を見ない小雨続きで気をくさらすさえあるのに、かてて加えて思ったよりひどい樹林地帯の四周を見ては実は心中密かにウンザリしてしまったものだ。しかし翻って自分達の使命を考える時、そんな意気地のないことでどうなるものかと、気を励まして懸命に開拓にいそしんだ。<br> | ||
#その間今思ってもゾッとすることがある。それは伐り方作業である。不慣れなうちはよくトンマな伐り方をするものだが、どうかすると冷水三斗の思いは愚か、死線を越えたことなど幾度あったか知らない。それから苦しい思いをしたのは、雨上りの日の[[教練]]であった。ヌカ蛾の襲来……姿勢は崩されず、やむなく顔を顰めると、なんという顔をするかと怒られた。<br> | #その間今思ってもゾッとすることがある。それは伐り方作業である。不慣れなうちはよくトンマな伐り方をするものだが、どうかすると冷水三斗の思いは愚か、死線を越えたことなど幾度あったか知らない。それから苦しい思いをしたのは、雨上りの日の[[教練]]であった。ヌカ蛾の襲来……姿勢は崩されず、やむなく顔を顰めると、なんという顔をするかと怒られた。<br> | ||
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