「唱歌 屯田兵」の版間の差分
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「屯田兵」は、明治26(1893)年発表の『小学校唱歌巻之六』に収録された男生徒向けの唱歌。
目次 |
[編集] 作者・作成年次
- 作詞・小田深臧。
- 作曲・不明
- 年次・明治26(1893)年
[編集] 歌詞
1 果ても限りも 蝦夷(えぞ)知らぬ
- 蝦夷の荒野(あらの)に 身を寄せて
- 國の冨をば 益荒男(ますらお)が
- 開く田面(たのも)ぞ 頼もしき
2 事し起らで つるぎ太刀
- 起ちて揮(ふる)ひて 夷(えみし)らに
- 御稜(みいつ)見せんと きたひたる
- 北の抑(おさ)へぞ 勇ましき
[編集] 出典
『小学校唱歌巻之六』(明治26年・1893年)
[編集] 解説
小学校唱歌の中で「巻之六」は、高等小学校の男生徒向けの唱歌集として発行された。「守るも攻むるも くろがねの」で始まる「軍艦」や「尚武」などのタイトルの曲が並び、「一旦授急アレバ 義勇公二奉シ以テ天壌無窮ノ皇遅ヲ扶翼スベシ」などと綴られた教育勅語(明治23年発布)の精神に基づいて、勇気を鼓舞する内容のものが多く含まれている。
[編集] 参考